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売れる商品画像とは?

売れる商品画像とは?

売れる商品画像とは?

先ず商品画像というワード、

Amazonや楽天市場、自社ECサイトなどでネット販売(せどり)をしていると一度は耳にしたことがあると思いますが、何となくは分かっていても「結局、商品画像って何なの?」って方も多いのではないでしょうか?

先ずは商品画像という紛らわしいワードについて商品画像制作業者目線で解説させていただきます。

’商品画像’
なんとなくわかっているつもりでもはっきりしないのが「商品画像」というものですね。
そうなんです。
商品画像とは何か?っていうことははっきりしていないのです。

はっきりしていないので商品画像制作業者という立場での解説となります。

目次

そもそも商品画像とは何か?

そもそもこの商品画像というワードの意味がはっきりしていないことは先程お伝えしました。

理由としては、国語辞典などによる定義が存在しないためです。この基となる定義が存在しないため、写真屋(カメラマン)さんや撮影スタジオ運営者さんが言う商品画像とAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのECモール運営会社が言う商品画像とデザイナーさんや弊社のような商品画像制作業者が言う商品画像の意味合いや表記の仕方、使われ方などがそれぞれが異なっていたり曖昧だったりしているからなのです。

例えば写真屋さん(カメラマン)や撮影スタジオ運営者さんは「商品を撮影した写真や撮影した商品の背景を白色にしたもの」を商品画像と言ったりします。

Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのECモール運営会社では「商品を撮影した写真や撮影した商品の背景を白色にしたもの」+他に「商品についての文字入れやデザインが施された」画像のことを商品画像と言ったりまたは楽天市場ではLP(ランディングページ)といった表現をされることもあります。

デザイナーさんや弊社のような商品画像制作業者は写真屋さんや撮影スタジオ運営者さんのように商品を撮影した写真ことは「素材」という言い、1枚(通常は複数枚で構成)の白紙ベース上に「商品の写真」や「商品のキャッチコピーや特徴などの文字入れ」があり、これらを「デザインや加工」によって見栄え良く商品の販売促進を目的とした画像のことを商品画像と認識しています。Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのECモール運営会社が言う商品画像とほぼ同じ認識です。

これらはどれが正しいということもなく間違いでもないということです。前述の通り、そもそも基となる定義が存在しないため「これが正解!」とはならないということです。

要するに商品画像というワードはただ単に商品が撮影された写真のことであったり、LPと言われたり、1枚の白紙ベース上に「商品の写真」や「商品のキャッチコピーや特徴などの文字入れ」があり、これらを「デザインや加工」によって見栄え良く商品の販売促進を目的とした画像のことを商品画像と言われたりと様々で使われ方がはっきりしていないというこです。

ちなみに「商品画像」と「LP(ランディングページ)」とは同意義として混同されがちですが、この場合の「LP」とは「本来のLPではなくLPようなの商品画像」という認識で良いと思われます。

ここまでのまとめ

商品画像とは、

1枚(通常は複数枚で構成)の白紙ベース上に「商品の写真」と「商品のキャッチコピーや特徴などの文字入れ」があり、販売促進目的のために見栄え良く「デザインや加工」が施されたされた画像のこと。

と理解されることをお勧めします。

ちなみに「商品が撮影されただけの写真」のことは「商品撮影」や「物撮り」された「商品の写真」のことという認識で良いかと思います。

商品画像とは何かっていうことを知ることから「売れる商品画像」の制作知識として役に立てることと思います。

商品画像とはこういったもの

弊社のような商品画像制作業者が使うサービス名称としては「商品画像(LP)制作」や「商品撮影(物撮り)」「モデル撮影」などと表記します。「商品画像(LP)制作」というサービスはお客様がご用意された商品の写真、またはお客様に代わってプロカメラマンが「商品撮影(物撮り)」として撮影した商品写真を1枚の白紙をベースとしたものに切り取りやトリミング、加工などを行い、さらにキャッチコピーや商品説明文などの文字入れをして、デザインを施して1枚(通常は複数枚)の商品画像を制作するというサービスのことです。

このことから「商品が撮影された商品の写真」はあくまでも商品画像を制作するためのメインとなる「素材」ということになります。

「商品画像(LP)制作」デザイナーさんやECモール運営会社も通常は「商品画像」のことをこのように認識しています。

ここまでのまとめ

商品画像制作業者やデザイナーさんが使う「商品画像制作します!」ということの意味は、

「商品を撮影します!」ということではなく、「商品が売れるための画像として、1枚の白紙をベースに商品の写真を素材として使って、さらに文字入れやデザイン、加工などを施した画像を制作します!」ということになります。

商品画像の枚数はAmazonでは通常は7枚(商品紹介コンテンツ画像などは含まず)、楽天市場やヤフーショッピングでは10~20枚程度となっています。

これらが商品画像です。

では実際に弊社のような商品画像制作業者や「商品画像(LP)制作」のデザイナーさんが「商品画像」と認識している画像のサンプルをご覧ください。

1.商品と背景の実写の写真

このサングラスの写真のように商品と背景が実写されたの写真、これも商品画像といわれることもありますが、これは「商品撮影(物撮り)」と呼ばれるサービスにて撮影された商品写真となります。

繰り返しますが「商品画像」ともいわれます。

商品画像というよりも商品画像を制作するために商品撮影(物撮り)にて撮影された商品写真です。素材として扱われることが多くなります。

商品画像度:50%

2.白抜き画像

このカゴの写真は商品撮影(物撮り)された後に加工によって商品以外の背景を全てRGB値255 255 255の純粋な白にされたものです。

上のサングラスの写真と比べると背景が真っ白であることがわかります。

このような写真(画像)も商品画像といわれ特に「白抜き画像」と呼ばれることが多いです。

背景飛ばし撮影と混在されることもありますが、背景飛ばし撮影は白い背景紙等に強い照明を当てて背景をほぼ真っ白にする撮影のことであり、前述の「白抜き画像」とは異なります。

白抜き画像はAmazon出品用の1枚目のメイン画像としてよく使われ、商品の影や床面に写り込み(反射)をなど付けて立体的な画像に仕上げることも多いです。

白抜き画像も商品画像ですが、商品画像を制作するための素材として使われることも多いです。

商品画像度:100%

3.最も一般的に商品画像とされるもの

こちらはウィッグ(かつら)の商品画像です。商品と商品を装着したモデルの写真、キャッチコピーや商品説明などの文字入れ、1枚の画像として全体がデザインされた売れるための典型的な商品画像です。

Amazonや楽天市場などの2枚目の商品画像としてよく使われます。

商品画像度:100%

4.商品の写真がない画像

商品画像といわれるものの中には商品の写真がないものもあります。

’お客様の声’だけを掲載した画像や’ランキング’を訴求する月桂樹画像、’含まれる栄養素’だけを掲載した画像などがそうです。必ずしも商品写真が掲載されているものだけが商品画像ではないということになります。

こちらの画像には商品の写真はありませんが商品画像となります。

商品画像度:100%

5.こちらが実際のAmazonでの商品画像

Amazonで「ドリンク」と検索した際の実際の検索結果の表示

こちらはAmazonで「ドリンク」と検索した際の実際の検索結果の表示です。ちなみにこの検索結果の表示はPCでの場合です。PCでの検索結果の表示は5つの商品が横並びとなり、少しのスクロールでたくさんの商品が目に入りますが、現在の購入デバイスはスマホが主流となっており、スマホでの検索結果の表示は1つの商品が縦並びとなり、PCでの検索結果よりも目に入る商品数はかなり少なくなります。

ここで表示されている画像が「メインとなる商品画像」であり、主に「メイン画像」や「白抜き画像」といわれるものです。ここで表示される商品の写真はほとんどがプロフェッショナルなものとなっています。言い方を変えればとても重要な画像であり、ただ単純に商品の写真を撮影して背景を白くしただけではないということです。

Amazonの検索結果から1つの商品をクリックしたときの表示

知っておきたい売れる商品画像の基本

商品画像とは何かということを概ねご理解いただいたところで本題の解説です。

1.商品の写真がプロフェッショナルであること

販売対象の商品写真が大事なことは周知の事実です。テレビCMやポスターや雑誌などの広告の商品パッケージなどいわゆる商用写真としての商品写真は全て、綺麗な商品はより綺麗に、かっこいい商品はよりカッコよく、美味しい商品はより美味しそうに、商品の写真を見ているだけで欲しくなるような、そんな写真でなければいけません。何がなんでもそんな写真でなくてもいい、売れるものは売れる!という考え方もありますが、考え方を単純に変えると写真を良くすればもっと売れるようになるということです。もう少しいうとコスパの良い商品力のある商品は極端言えば放っておいてもある程度は売れますが、魅力的な写真を使用するともっと売れるようになるということです。ただ、必ずしもプロカメラマンに依頼しなければいけないということではなく、魅力的な写真を使用すれば良いということなので、ご予算やご自身の撮影テクニックなどを考慮した上で判断してください。

2.惹きつけるデザインであること

惹きつける商品画像のデザインとは、ただ単に見栄えだけのことではなく商品のアピールポイントなどがつい目に入るようなめりはりのあるデザインになっていることやターゲット層にあったデザインになっていることも重要です。商品画像のデザインイメージが商品のイメージと直結しているというこは絶対に忘れてはいけません。

3.複数枚の商品画像の構成(表示される順番)が適切であること

先述の通り、商品画像の枚数はAmazonでは通常5~7枚程度、楽天市場やヤフーショッピングなどでは通常10~20枚程度で構成されていることが多く、各商品画像1枚1枚がそれぞれの役割を持って且つこれらの並び順が適切であることも重要なポイントです。

左はAmazonの商品ページで赤枠内の1~7の7枚が商品画像となり、これらの並び順(構成)が重要です。

※右下の赤枠内3枚はカラーバリエーション画像と呼ばれこちらも商品画像となります。

4.購買意欲を高める画像になっていること。

商品の購入を検討されているお客様の購買意欲を高める、これ欲しい!という気持ちになれる、そんな商品画像であれば良いということですね。

売れる商品画像 – もっと詳しく補足 –

商品画像の定義はないですが、ただ単に商品が撮影された写真は「商品写真」であり、この「商品写真」は商品画像を制作する際に使われるひとつの素材ということになります。よって敢えて商品画像の定義をしますと、

’商品画像とはネットショップなどで商品の販売促進用画像として使用されるものであり、商品の写真をメインに文字入れやデザインが施された画像である’

と言えます。

商品写真がプロフェッショナルであること – もっと詳しく解説 –

理想はだれが見ても綺麗で鮮明な写真であること。

商品写真はいい感じにとれた写真とは異なり、特にメインとなる商品写真は商品の全体はもちろんカタチやアピールポイントがしっかり分かる写真であることが大切です。これらを満たすには撮影された写真だけでは困難であったり表現できない場合がほとんどです。商品撮影のプロは案件に応じた労力やテクニックを使用して商品撮影を行いますが、それでも案件の予算の都合などもあり、実写だけでは表現できない部分が出てくるということです。

こういった実写だけでは表現できない部分は加工に補う必要があります。

下の写真は家庭用カラオケマイクの写真で、Aは撮影されただけの写真、BはAの写真を加工したものです。

・Aは撮影されただけの写真なので背景は若干グレーががった色味となっています。

・またAは操作ボタンの文字が見えにくく操作面に映り込みのムラなども目立ちます。

これらを加工によって補ったものがBです。

商用の写真は撮影しただけのものをそのまま使うということはほとんどなく、加工を施して商品写真として完成するということになります。

商品写真加工例

惹きつけるデザインであること – もっと詳しく解説 –

ひと目で伝えたいことが伝わる画像、伝えたいことは基本は「商品画像1枚につき1つ」です。

惹きつけるとは別の言い方をすると、その商品の購入を検討しているお客様の心理状態に上手くヒットさせるということです。

下の写真では「この商品って大丈夫かな~?」という心理を払拭させるために「お客様の声から生まれた」ということを目立つようにしています。

※印などを使用して注意点などの注釈を記載することにより、商品販売元の丁寧感や信頼感が増すこともあります。

また新商品感を出すために「〇〇年は〇〇〇〇〇!」といった感じで年度表記をすることも良いでしょう。

惹きつける画像デザインの例

・複数枚の商品画像の構成(表示される順番)が適切であること

商品画像の見栄えが商品イメージと直結することを忘れない。

訴求したいポイントが見てもらえるデザインになっていること。

複数枚で構成される商品画像の順番を商品のご購入者様目線でしっかりと意識すること。

・購買意欲を高める画像になっていること。

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この記事を書いた人

ビーム株式会社 代表
EC業界約20年の住民

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